職場の上司や同僚、知り合いなどに登山に誘われた時、「どうしよう…」と悩む方もいると思います。
行きたくない時は、誘ってくれた事に感謝を伝えて断れば大丈夫です。
行く場合には、自分でもどんな山か調べておきましょう。
また、誘ってくれた人が信頼できる人かも重要です。一緒に行く人が信頼できる人物か判断して決めましょう。
行きたくない時は行かない選択を
上司や先輩などから誘われた場合はとても断りにくいですが、こと登山に関しては市街地やテーマパークと違い事故が起きた時にすぐに助けが来てくれるわけではありません。
携帯電話の電波がない場合も大いにあります。嫌だなぁという気持ちや不安を抱えたまま、気もそぞろに登山に出かけると事故(転倒や滑落など)のリスクも高まります。なにより楽しくないですからね…。
断る場合には、誘ってくれたことに感謝を伝えて
断る場合は、「体力が持つか不安なので今回は遠慮させていただきたいと思います…」など体調面を理由にすると当たり障りないと思います。
「予定があって…」と言ってしまうと、「じゃあ都合いい日教えてよ」となる場合があります…。
断るのは勇気がいりますが、誘ってくださった事に心から感謝していれば大丈夫です!!!
行きたい!という場合の注意点と行かない方がいい場合
行きたい!という場合の注意点としては、連れて行ってもらえると思って相手だけを頼りにしないことです。
なんだかキビシイ言い方になってしまいましたが…。
私の姉が実際に体験したことなのですが、端的にいうと上司に途中で置いていかれました…。
幸い、他の同行者が姉に付いてくださったみたいで事なきを得ましたが、一歩間違えれば道迷いや遭難につながってしまいます!ちなみに姉は完全なる登山初心者です。
どうやら、早く山頂に行きたくて途中で置いていっちゃったみたいです。自ら誘っておきながら、こんなことをするなんて信じられません…。
と、このような脚力自慢の早く山頂に行きたいタイプの人が誘ってきた場合は要注意です!
脚力自慢の方でも、このような人ばかりではない事は確かなのですが、こういう人もいるのです…。
どんな山なのか・どんなコースか・危険な場所はないか・トイレはどうするのかなど事前に説明してくれる人だと信頼もできますが、質問しても答えられなかったり、事前に説明もなにもしてくれないような人であれば、一緒に行って大丈夫か疑った方がいいです。(あくまで私の主観ですが…)
信頼できる人(登山経験豊富な人など)と行く場合でも、自分がどんな山のどんなコースを歩くのか把握しましょう。不測の事態が起きた時に対応しやすくなります(はぐれた時や相手が倒れた場合など)
登山初心者におすすめ参考書籍は『Q&A登山の基本:山と渓谷社』です
『Q&A登山の基本』という山と渓谷社で出している本は基本の基本をわかりやすく、そして、登山をするうえで大事な事がまとめて書かれています。
内容の大きさの割に薄く小さい本なのでビックリしますが、これを読むと『登山の基本』がまるわかりなのでおすすめです。
インターネットでは、自分で検索した結果しか反映されないので、書籍で『登山とは』の基本の全体像を把握するのが間違いないと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
Q&A登山の基本 (山登りABC) [ ワンダーフォーゲル編集部 ] 価格:1,100円 |
まとめ
・行きたくない時は、誘ってくれたことに感謝して断りましょう。
・行く場合は、事前に地図やパンフレット、インターネットなどでコースや危険個所などを調べておきましょう。
・誘ってきた人が信頼できない場合、断る事も視野に入れておきましょう。